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経歴

​なぜこの活動をしているのか

私たちは無自覚に誰かを傷つけ、その可能性を摘んでしまっているかもしれない。

​だから少しずつでも
学ぶ必要がある。

 

1・なぜこの活動をしているのか?

 

きっかけは、思春期の頃から母とよくぶつかるようになっていったことです。


 

自分の一価値観を正義だと思い、

 

親という優位な力関係を使って子の人生をコントロールしようとしてきた母。


 

その状況に対して考え、抗ってきたことが

 

いま振り返ると、私が人生をかけて取り組みたい道を見出すきっかけとなりました。




 

結婚して家を出るまで両親と同居していましたが、


 

母は私が進路を決める時や

 

結婚をする時、

 

将来年老いた自分たち親の近くに娘に住んでもらうという

 

自分の人生計画が崩れそうになると激しく動揺し、


 

私が遠くに住むことをなんとしてでも阻止すべく

 

「あんたをよそへやるために育てたんじゃない」

 

「すぐに行けないような場所に住むなんて、せっかくここまで積み上げた山が崩れたようだ。

本当にがっかり。育てるのにかかった費用を返せ」

 

など、子どもがツブテを投げつけるかのようにジタバタと

 

ありとあらゆる言葉を使って自分の思いを遂げるべく、

 

私が遠く離れていくことへ反対していました。



 

私も10代〜20代前半と若い時期でしたので、

 

「あなたはなぜ私を産み育てたの?」と聞くと、

 

ぐうの音も出ず、彼女はただ悔しそうに私を睨みつけるだけ。


 

彼女の生き方を間近で観察していて、

 

「結婚って何なんだろう?」

 

「子どもを産み育てるって、何なんだろう?」

 

と真剣に考えたことは、一度や二度ではありません。


 

こんな母と同じ屋根の下で一切口もきかず一年あまり過ごしたこともあります。


 

12ヶ月以上にわたる沈黙の食事時に耐えきれなくなった私の妹が

 

「もうこんな生活嫌だ」と口火を切ったら母は開口一番、

 

「あんたのせいで私は毎日が楽しくない。あんたのせいよ」

 

と私を睨みつけて言いました。



 

母の物事の捉え方やコミュニケーションを

 

私は稚拙に感じるところがあったので、


 

彼女を人生の反面教師とし、

 

「私はこんな言い方はしない」

 

「こんな子育てはしない」

 

と心に決めて生きてきました。



 

10代の頃に、こうした”行くてを阻むような母の存在”があったおかげで


 

私は”人生の目的”を考えながら

 

生きてこれました。





 

・・ですが齢40後半を過ぎたある頃、気付いたのです。


 

「人は環境につくられる」といいますが、

 

母の周りにはおそらく、そのように育てた彼女の親や世間の考え方があったから

 

母はそのような考え方になっていたわけで。


 

私がぶつかっていたのは 実は母その人ではなく、

 

母に沁み渡ったこれまでの世間の常識や

 

人生の過ごし方の「仕組み」だったのではないかと。



 

もしもっと、母が

 

「物事の全体を捉える」

 

「自分で考える」

 

「女性が自分の人生を生きるための選択肢」

 

「相手の立場に立ったコミュニケーション」などを


 

早いうちから自然に知る機会があったら、

 

彼女の思考の、そして人生の選択肢はもっと広がっていたのではないだろうか。


 

子育てをしながら、自由にいろんな考え方や学び方を吸収するようになって気づいたのは、そのことでした。



 

私と母のようなミスコミュニケーションのエピソードは、至る所で見聞きします。


 

それは一見、個人的な人間関係に起因する問題のように見えますが、


 

これは母娘という容れ物を通した


 

自分の人生をどう生きるか?

 

女性がどうやって自立して生きていくか?

 

周りの人との関わり方

 

・・といった、

 

現代を生きる私たちが抱えている社会問題の表出ではないか?と考えるようになりました。


 

私たち人類は、もっと本来の魂の崇高な部分を全面に出していくことで

 

本来の、人としての創造性が発揮される、イキイキした世界を創り出せるはず。


 

その成果が社会の在り方として目に見え出すのは何世代か先になるかもしれませんが、

 

知恵を出し合うことで

 

人の心が潤う美しい世界の広がりは実現すると信じています。



 

2・私の今の志


 

こういう思考の経緯を経て、今の私の志は

 

「全人類と共に変容しながら、躍動する世界を創り出すこと」です。



 

男女平等と言われますが、


 

人間以外の動物を見ていても

 

生き物として、”母親”の役割を担う方が

 

子どものそばにいる時間が長く、

 

その在り方が、子どもに大きく影響しています。



 

それが霊長類という種にセッティングされた「生き延びる戦略」ならば、


 

それを利用し、

 

子どもと触れ合う時期の長い女性が

 

「人類のよさを存分に発揮できる仕組み化」をリードすべく


 

まず自立した精神で自分自身の人生を生き切ることが大切ではないか?

 

と考えるようになりました。




 

3・私が今取り組んでいること


 

そのためにどういう行動を起こしていくのか?


 

「世界全体を見渡す視野の広さ」と

 

「その中での己の存在位置を捉え、自分の時間(命)をどう使っていくか?を自ら決めて動く人になる」

 

学びの場を開くことを自分の志にしました。



 

母親自身にも充実した人生を送ってほしい。

 

そしていずれは、その背中を見ながら

 

自立した精神と能力を存分に発揮する人が育ち、

 

一人ひとりの人徳が香る美しい世の中を創っていくことを目指しています。


 

一年ほど前からその具現化として私塾を開き始め、

 

現在5名のメンバーさんと共に学び合う場を開いています。



 

2025年の3月末までに、

 

同じ価値観や方向性を持った方5,000人を超える方々と

 

リアルやオンラインを駆使しながら出会っていき、

 

「人生は面白い!」と自律的に生きる人があちこちにいる状態に寄与していきたいと考えています。



 

いずれその方々の周りの方、縁ある方に自立した精神が伝播していき、

 

人間がその人生を謳歌し、まっとうする社会になることを目指しています。



 

私の志は、

 

自立が促される学びの場づくりを通して

​世界を明るくすることです。

活かせる知識・
​スキル

  • 家庭の薬箱としてのハンドヒーリングの方法。

  • 心身が整う、食養生のイロハ。

  • 周りと衝突せず心豊かに生きる姿勢調整法。

  • 愚痴や情報交換ではない、対話の場の開き方。

  • 15分で1つはヒントが得られる読書法。

  • デジタル苦手さんのためのデジタル稽古部屋。

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